この歳から才能を活かした転職でも良いのか?

こんにちは、澤田です。
この記事では、転職を企業への就職だけでなく、自身で起業し職を変えることも含めて扱っています。
人によっては、30歳が近く転職リスクを気にする方も多いでしょう。
- 適職に就けるか?の心配
- 新しいスキルの習得がスムーズにできるか?の心配
本記事では、スキル習得に関することを、研究論文などを参照しながら書きます。
さらにHarmoniaWorksのサービスではどうなるか?にも触れます。
習得にかかる期間
2008年ごろから流行がありました。
あるスキルに熟達するには1万時間の練習が必要である
「天才!成功する人々の法則」 マルコム・グラッドウェル著
1万時間は毎日4時間で約7年という数字です。これを踏まえると、
- 上達にはある期間の訓練が必要
- 人生では複数のスキルを磨ける
つまり生産年齢の65歳までは、いつでも新しいスキルを熟達可能です。
さらに、現在は多数の研究者から異議があり1万時間は不要とも言われます。
非常に高いレベルの専門性を身につけるまでに必要な時間は1万時間よりずっと少ない。時間より質を重視しろ
アンダース・エリクソン教授
質を高めるアプローチは多々あるでしょうが、今回は「動機づけ」の側面から見直します。
動機づけと効率
学生を対象に「頑張る理由と成績」の調査報告があります。
中学生で成績は、自律的動機づけでは、平均動機づけより0.64ポイントも高い。
自律的動機づけは、
1、楽しいや面白いからやるなど、やること自体が目的のもの(内発的動機づけ)2、夢を叶えたいなど、目的のために重要だから積極的にやるもの(同一化的動機づけ)
自律的な理由で勉強することが適応的である – 筑波大学 准教授 外山美樹, 2015年
研究報告は学生の成績についてで、仕事の成果では結果が変わるかもしれませんが、個人的な体感としては研究報告と一致してます。
HarmoniaWorksのサービスでの体感
「才能発掘」は人生全般で「内発的動機づけ」のあるテーマを出します。
「サービス立ち上げ支援」は才能ベースにサービスづくりと目標設定するため「同一化的動機づけ」が高まります。
「マーケティング・ブランド戦略」も才能発掘から一気通貫してお客様への価値の伝わり方をデザインするため、「内発的動機づけ」「同一化的動機づけ」も高いまま事業を行えます。
個人的な体感
僕が才能のつぼみを特定してから、お客様に感動してもらうまでに3ヶ月ほどでした。
元々興味関心の高いコトでのサービスなので、工夫のアイデアがたくさん湧きます。空き時間は事業のことに思いを巡らすことが多いです。このため習得時間は無理なく積んだと思います。やる気に関しては、当然無理なく自然にでした。
今後、利用者の皆様の体験も踏まえてより確実な数字にしていこうと思っております。
まとめ
以下のことが言えます。
・人生では複数のスキルを熟達が可能
・自律的動機づけなら、習得効率が高く熟達期間は短いと言える
・転職後のスキル熟達は心配しなくても良い
・HarmoniaWorksでは自律的動機づけでの創業支援と言える
ぜひ皆さんご自身も自身の才能を活かした仕事の体験をしてほしいと思っております。