危機!?社会構造変化!?個人は何すれば良い!?

こんにちは、澤田です。
新型コロナウィルスの影響で、世界中が以前と全く異なる生活様式を余儀なくされてます。
ビジネスで、店舗業営業休止、テレワーク化、派遣やフリーランスの契約停止、倒産など。
出口の見えない辛抱が続きます。さらに出口に達しても、以前と全く同じにはならない可能性が高いと言われます。

世界危機とされますが、人によっては仕事がテレワークになったり、外出自粛の日々が続くだけの認識の方もいるでしょう。先を見通すと言っても、今の影響が見えにくいですよね。
少しだけ今後のシナリオを挙げてみたいと思います。

新型コロナウィルスの影響のシナリオの一部

都内の企業では、テレワーク化に加え、派遣やフリーランスの契約停止が起こってます。

次第に地方へ移転する企業も出るでしょう。大きなオフィスは不要になるのとテレワークで顧客対応すれば良いため、東京の高い家賃を払う理由がなくなるためです。
人の密集で感染リスクが高まるので、AIやRPAによる業務自動処理も加速するでしょう。

東京の求人数はどんどん減ると思います。
契約停止された方で、再就職できない方は地方の実家へ帰るでしょう。

企業と人が東京から地方へ流れることでの特需はあると思います。
例えば、不動産、運送業、行政手続きを行う士業、情報セキュリティ、情報インフラ、AI、RPA、クラウドソーシング。地方の小売業で新規出店などは少し増えるかもしれません。ただEコマースのため宅配業者で止まる可能性も大きいです。

関東圏にいる平均的な技能の派遣やフリーランスの再就職は非常に厳しいでしょう。
対策は、地方へ行き再就職するか、起業を狙うかでしょうか。

会社員で働く場合の対策は、皆さんご自身でもなんとなく想定はできると思いますので、創業支援をしている者として、小さなリスクを取って起業し、自分の理想に近いライフスタイルを狙っていける可能性をお伝えしたいと思います。

ただ、日本の現状は、世界基準で多いといえません。約8割がサラリーマンという統計があるほどです。公的機関の創業支援サービスはあります。
日本の働くモデルケースは会社員が圧倒的に多いため、起業に対する適切なイメージは作り得ないと感じています。ですが、正確に知っていくと小さなリスクで起業はできると確信しています。

小さなリスクの起業

これまでの起業のイメージは「大きなリスクをとって大きくリターンを得る」ものでしょうか。個人的には疑問を感じてます。「幸せに生きる」を考えると、一人ひとりに適したサイズの収入、ライフスタイルがあり、それに近い形で実現できるかどうか?へのこだわりがよっぽど重要だと思っております。

狙いたいのは、生活が成り立つ稼ぎのための起業です。大きなリターンを狙う必要はないでしょう。

一旦、単語の整理です。

  • うまくいかなくても生活基盤が揺らぐほどのリスクを「大きなリスク」
  • うまくいかなくても生活基盤は揺らがないリスクを「小さなリスク」

としています。

起業に必要なこと(最小項目)

  • コアコンピタンスやユニークセリングポイントの決定
  • 想定顧客を決める
  • ビジネスモデルを決め、ビジネスシステムへ落とし込む
  • 売り方を考える( マーケティング・ブランド戦略)
  • 実例を増やして信用を積む

以上だけでもサービススタートできると思っております。

どんな方でも、その人に固有の特性や長所があり、それをベースにコアコンピタンスやユニークセリングポイントを決定することは可能です。僕は、この部分について、約14年間かけて見出す訓練をしてきました。
その上であれば、それ以降のプロセスでサービスをスタートするまでは一気に進めることができます。

業界用語で言うと、この起業のスタイルは「小商い(こあきない)」と呼ばれます。世間では「起業=スタートアップ」とされることが多いですが、「スタートアップ」ははじめから大手企業に高値で立ち上げたサービスを売ることを目的に最短最速で効果の高い事業確立を狙って一気に猛ダッシュで進める特徴があります。逆に、「小商い」は大きなゴールを数字で設定はせず、理想に向けて今できることを一つ一つ進めていく中で、事業を育てていく性質があります。

そのため、HarmoniaWorksは「小商い創業支援」であるともいえます。

危機は、危険と好機の合体言葉ですから、良い機会と活かせるようにしたいですね!
まだ個人家計へ大打撃が出る前のタイミングですから、今のタイミングで最低でも、自分がこれからを力強く生き抜く「核となる価値」を見出しておくことはお勧めします。