[参加レポ]投資は未来を信じる-コモンズ投信主宰

こんにちは、澤田です。
今回は、株式投資の世界に興味ある方にオススメの記事です。
2020年4月25日開催のコモンズ投信のイベントに参加したレポート記事になります。
イベントでは、運用報告と、投資に対する考え方やビジョンをシェアいただきました。
ここでは、投資に対する考え方やビジョンを聞いた気づきを書きます。
コモンズ投信は、日本の資本主義の父である渋沢栄一氏の御子息が運営する会社です。ESG投資をしております。
渋沢栄一氏は「水滴をまとめ大河となし、世を発展させる」と言う考えで日本の銀行の体制を強固にしたこと、企業数百社の立ち上げ、公共団体数百社の立ち上げに関わった方です。著書「論語と算盤」も有名で、次の日本の1万円札の絵柄に選ばれました。
御子息の渋澤健さんとは2016年にお会いし、コモンズ投信を知りました。投資を通し、子供に明るい未来をつなぐがビジョンで共感しております。
コモンズ投信の投資に対する指針
- 30年先を見据える長期投資
- 投資先企業との対話を重視
- 投資先起業を「収益力」「競争力」「経営力」「対話力」「企業文化」で選ぶ
歴史から未来を見据える
日本の戦後体験とパラダイム変化 物の豊かさを求めた時代
- 高度経済成長
- GNP世界2位(東洋の奇跡)の達成
アフターコロナのパラダイム変化 心の豊かさを求める時代
- 成長の意味が変わる
- 働き方の変化
- SDGs&ESG
- 共通価値など
危機を契機に設立された企業はイノベーションを起こすそうです。
例えば、リーマンショック、東日本大震災は
AirBnB、Uber、ラクスル、マネーフォワード、スマートニュース、PKSHA Technology、メルカリなど
の立ち上げがあったそうです。
人口動態から未来を見据える
日本の人口動態を辿る
1970年代 綺麗なピラミッドで、団塊世代は20代。
1980年代 団塊世代30代。団塊ジュニア世代誕生。経済サイクルが加速。
1990年代~2020年代まで瓢箪型が上にスライド
2020年以降は、すごいスピードで逆ピラミッドになる。団塊ジュニア世代一番多い。
• 貯金もあり年金もある。
つまり、これからは団塊世代の資産を如何に綺麗に次の世代に引き継ぐのか?が経済循環を加速させる。
地球規模の人口動態で、見えない未来の主役は誰か?
• 30代半ば以下 ミレニアム世代 人口動態的にはマイノリティでデジタルネイティブ、国境がない。
• 日本1億人中央値40代、インドネシア2億人中央値29代、インド、アフリカ中央値20歳くらい。途上国は若者が多い。仕事に就いて家族を養いたいニーズの人が全世界では多い。このサポートできる企業に目を付ける。
気付き
今回お聞きして、共感した3つの点は、
- 投資は「金儲け手段」ではなく「明るい未来の社会を作るお手伝い」
- 投資には「未来を信じる力」が必要
- 令和時代は「経済的なリターン+社会的なリターン」を生むもので資産形成
以上は、金融資産への投資でも言える話でしょうが、起業や事業活動へ活かすことも大事だと感じました。
“[参加レポ]投資は未来を信じる-コモンズ投信主宰” に対して2件のコメントがあります。
コメントは受け付けていません。
5/14日経プラス10で渋沢さんのお話を聞きました!これからの事を丁寧にわかりやすくお話し、コモンズ30の中の1銘柄を選んだ理由等を聞いて、なるほど企業の選定にこのような理由があるんだと知り、見て良かったと思いメールしました!YouTubeも拝見しています!これからも宜しくお願いします!
おおきなわっかさん、コメントいただきありがとうございます。
コモンズ投信は、投資の在り方から見直し実施なさっているのがすごいですよね!
おおきなわっかさんも、素敵な人生を送れることを願っております。
今後とも、よろしくお願いいたします。