[ビジョン]家族、友人を中心に、価値観の合う方と過ごす幸せな生活圏を作ってみたい

こんにちは、澤田です。
私が実現してみたい社会の考えを書いてみようと思います。

私は、「幸せな共助社会」もしくは「幸せな生活圏」と呼んでいます。

具体的には、

友人や考えの合う人が近所に居たりオンラインで繋がれる。
普段から一緒に遊ぶし、助け合える小さな生活圏です。

普段の暮らしから、心が温まる機会や、心通わせられる友人と一緒に助け合っていく輪を、一つの社会(または生活圏)として作り上げて、楽しみ過ごしていくイメージです。

現代、資本主義社会では、商売は「お金を稼ぐこと」への比重が大きいと思います。また、社会保障や共助に関しては、ありがたいことに問題の渦中にいないせいか、どこか他人事になりがちです。
経済活動と、社会保障や社会福祉活動を、無理なくリアリティを持って取り組める状態ができたらなと思っています。

そこで私は、「幸せな生活圏を作り存続するための経済活動」と、「幸せな生活圏を作り存続するための他者との分かち合いや支え合う活動」を、「自分の家族や友人のために始めること」から実現できるのでは?と考えています。

幸せな生活圏を作り存続するための経済活動

経済活動は、稼ぐためだけでなく、他にも価値があります。

例えば、

  • 他者を助けお金を頂く
  • 新しい出会いの機会
  • より仲良くなる機会
  • 喜びと感謝を生む活動
  • 値段が責任を生む
  • イノベーションの可能性

この中でも最初は、「新しい出会いの機会」「より仲良くなる機会」「喜びと感謝を生む活動」を重要視することで始められると思っています。
最近、Life Time Value(生涯顧客価値)という言葉が出ておりますが、それを考慮することも一つだと思います。ですが、私にとっては、もっと人間関係性に寄せて考えています。

多くの方は、本当はお金だけを得たいのでなく、お客様からの感謝や喜びを見たいとか、お客様と友人関係ができるなら嬉しいという気持ちもあるのではないでしょうか。その純粋な気持ちを出発にするという考えです。
なので、経済活動は、「新しい友達ができる機会だし、できた友人とより仲良くなれる機会」という意味を重要視していくことが大切だと思います。
詳しくは、また別途、経済活動について考察していきます。

幸せな生活圏を作り存続するための他者との分かち合いや支え合う活動

実は私は、自分の家庭のことを超えて、他人の暮らしまで考える、地域活動や福祉活動などは取り組む抵抗感が非常にある方です。
ですが、子供ができてから、子供のことを起点に考えたり、子育て中のママさんの声を聞く機会ができて、地域活動や福祉活動などの重要性を認識し始めました。

また、「社会」という単語からイメージする対象が、「日本全国」とか「都道府県・市区町村」みたいな広範囲を想像してしまって、手に負えないものとして、自分の暮らしとの距離が非常に遠い印象でした。

ところが、社会という単語はWikipediaによると、

社会(しゃかい)は、ある共通項によってくくられ、他から区別される人々の集まり。また、仲間意識をもって、みずからを他と区別する人々の集まり。

Wikipedia

つまり、規模云々ではなく、「仲間意識を持ち集まる人々が他と区別している」時には、一つの社会ができているといえます。

また、人って、「家族や友人のためなら、助けることもスッと動ける」という感覚があると思います。これを基準に、小さな社会を新しく生み出したり、入りたいと思う小さな社会に入っていくのがリアリティがあるなと思います。友達の輪の量と質の拡張版というイメージです。

そう考えると、実現のステップは簡単で、

  1. 友人と一緒に遊んだり、一緒に過ごしたり、分かち合う(売り手と買い手の関係を超える)
  2. 自分たちの地域がより楽しく安心して暮らせるように一緒に模索する(タスクフォース型の協働で地域コミュニティ形成)

で作り始められます。ここでは、友達の輪を社会性のある輪にしていくためのノウハウがありますが、それはまた別途書いていこうと思います。

地域活動で得たいものは、

  • 暮らしの安全を作り安心を得る(防犯、防災、交通安全、困っている人を助ける、人間関係作りなど)
  • 普段から安心できる知り合いがいることや、いざという時に頼れる人がいること。

でしょうから、日頃からサービスとお金のやりとりだけの関係を超えたつながりができていれば、「いざと言うときは、お互い様(好きな人のためなら手助けしたい、共助社会)」も動けると思います。

まとめ

好きな人と作る小さな社会(家族、親族、友人を中心に、価値観の合う方と過ごす幸せな生活圏)

作るステップは

  1. 商売(経済活動)は、新しい友人ができる機会
  2. できた友人と一緒に遊んだり過ごしたり、分かち合う
  3. 近いエリアで住む友人と一緒に地域のためにできることをやると、地域コミュニティができていく
  4. 好きな人が困ったら自然と助ける、これが共助社会のベース