雇用の種類が変化!高い専門性で大企業のプロジェクト参画可能な時代になる!?

こんにちは、澤田です。
今回は、世間にニートという単語を広めるきっかけとなった玄田有史氏の著書「雇用は契約」という書籍を読んだ気づきを書きます。

昨今、正規社員と、非正規社員という呼ばれ方をしておりますが、労働法を基準にすると雇用の種類に正規社員や非正規社員という区別はないそうです。

第一にあるのは、雇用期間。無期契約か有期契約かだそうです。

私もそうでしたが、国民の認識やイメージで正社員とそうでない社員という方が常識となっているでしょうが、法律上とは異なるそうです。

正社員でも、終身雇用としての無期契約もあれば、有期契約も存在するそうです。
その上で、現在の契約の実態を詳しく見ると、確かに無期契約の正社員は大半を占めているのですが、有期契約の正社員の数も増えてきているそうです。

他には、非正規社員と言われる範囲だった、派遣やパート、アルバイト、日雇いなどの雇用は、政府の政策のおかげで概ね良い方向へ改善されているそうです。つまり、一度雇用契約を結んで働き始めたら、比較的長期間同じ職場で働き続けやすいようになってきていると。これは、安心して暮らせる人が増えてきていることにつながっているので非常に良いと思います。

そして、面白い事実が確認できました。

それは、大企業をはじめとし、有期契約の正社員の数が増えてきていることです。

その理由が、大企業は特に、変化の激しい時代で高度な案件を迅速に対応するため、プロジェクトの立案から実行にあたり、関連分野の専門家を招集して進めたくなったので、社員だけでなく外部の専門家も呼びかけてプロジェクトチーム編成したくなったためだそうです。

これが、仕事が組織型からプロジェクト型へ変わったと言われる背景の一つだそうです。

これは、企業のあり方についても非常に大きな変化の一つになると思いますが、個人のキャリアにとってみても自分の所属組織以外も含めた幅の広い選択肢が得られます。

安直な考えですが、例えば、個人事業で培った経験則を必要とする大企業主導のプロジェクト案件があった場合には、その分野の専門家の一人として招集がかかり、一緒にプロジェクト立案と実行まで携われる可能性があるということです。

最近は、「YoutuberがTV局の番組に出演して〜」などの事例もあります。

その事例から発想を広げると、自分の趣味や興味をベースに人に役立てるようになって立ち上がった仕事で、専門性が上がると、その経験則を必要とする社会的認知の得られている大企業と協働の可能性が出てくると思います。

このような時代になったならば、自分の趣味や興味を自分だけが楽しむために取り組むよりも、自分以外の方と分かち合っていくことを念頭に置いて行った方がお得だし、むしろ自分だけに止めると機会損失が大きいとも言えるのではないでしょうか?

また、自分が個人として何の専門家なのか?をはっきりさせ、さらにその分野の経験値を積み、実績を積み、世間へ広く自分のことを知っていただくパーソナルブランディングの活動も大切になると思います。

個人創業の専門家としては、上記で語ったような、いずれ大企業からも招集かかるような専門家としてのスタートを切るために、あなたご自身の素晴らしさを活かした創業から初めていくのをサポートしたいと強く思いました。

また、私自身、自分の興味をより深めていこうと思います。