[幸せに働く]会社の責任者が自分の長所を育む方法

こんにちは、澤田です。
将来、自分にしかできないことを確立したい、責任者やプロジェクトリーダーなど社員をまとめる役についたばかりの方におすすめの記事です。
責任者は、お客様の要望を満たし、上司の基準や要望を満たし、部下と期日通りに完了させる、様々な要求を満たす素晴らしい現場のリーダーです。この役があってこそ成り立つ世の流れです。尊敬と感謝です。

ところが、役に就いたばかりでは、プレッシャーの重さ、相談相手もなく、孤軍奮闘する方もいると思います。
新しい役では自信の無いスタートでしょう。成果出せば自身は持てますが、まだ無いですからね。
相応しいから任命されます。
自身の技能や経験値のものさしで自己価値を評価せず、ポテンシャルや存在価値の結果だと自己評価をして頂きたいです。

さて、幸せに働く専門家としてお伝えする、自分の長所を育む方法ですが、基本方針は「工夫」になります。
ですが、責任者は、責任領域が広いので、新しい側面を育めるようになります。

  • お客様や上司の要望を理解する工夫
  • 成果物の品質に自分のこだわりや工夫を盛り込む
  • 部下と楽しく仕事をする工夫

一つ一つを詳しく説明します。

お客様や上司の要望を理解する工夫

お客様は、支払う金額に見合う品質か?を厳しくみてくださるし、上司は会社のミッション・理念・ビジョンに沿った品質でお客様も喜ばせているか?を厳しく見てくださいます。捉え方のポイントは、お客様も上司も「共に暮らす人間同士」であり、「自身は必ず要望を満たせる」という見方です。
理由は「敵に囲まれた中では安心して長所を磨けない」「自分の可能性を信じられないと長所は磨けない」からです。

お客様や上司から悪い評価を受ける時もあるでしょう。この捉え方は「すぐ良くできる点を教えてくれた」とすることです。言い換えると、カンニングペーパーをもらえたのと同じです。
ただし、一見すると「怒られた」「言いたいことがわからない」などあるので、相手の主張をよく理解する真摯な姿勢は大切です。
相手の真意を受け止め対応すると、さらなる信用アップにつながります。

成果物の品質に自分のこだわりや工夫を盛り込む

お客様や上司の要望を満たしさえすれば、あとは自分なりの工夫は盛り込み放題です。

現代社会では「声にならない要望(インサイト)」に応える力が、力強く生き抜く要点になります。
インサイトは、お客様自身も気づいていない課題のことです。
「インサイトに応える試行錯誤」は、長所を磨く際にオススメの「人に気づかれず工夫する」をやりやすいです。積極的に取り組んで頂きたいです。

工夫のポイントは「インサイトをキャッチする」と「インサイトを満たす」です。一番難しいのは「インサイトをキャッチする」ことです。インサイトを満たせた時は、お客様は必ず感動します。この反応は、病みつきになります。楽しいですよ!
また、インサイトを満たす経験は、今後、昇進や独立、どんな苦境も乗り越えられる自分への確信につながります。

部下と楽しく仕事をする工夫

部下との人間関係の工夫も試行錯誤のしがいがあります。部下一人一人は「将来こうなりたい」「仕事に期待すること」「技能・知識・経験の量」が異なります。それを理解することは、人間関係で得られる幸せは「お金で買えない」です。また人生の悲劇は人間関係が原因のことも多いです。部下にとって上司となるポジションは、対等な付き合いをしにくいので、その中で部下一人ひとりを理解し、部下が気持ちよく働ける場作りを実現できたら、今後、家庭、親族付き合い、ご近所付き合い、趣味友、親友、仕事仲間などあらゆる場面で素晴らしい人間関係を作れるため、幸せになりやすいです。

工夫のポイントは「この人は何を望んでいるか?」と理解する方法、それを踏まえたその人との関わり方などです。

最後に

今回は、個人の長所を磨くというポイントより、人として磨いておいた方が良い点が多くなったかも知れません。
ですが、長所を育む上では「物事に向き合う姿勢」「自分を信じる気持ち」は非常に重要です。今回はこの2点を伸ばすことにつながるため、結果的に長所を育みやすくなります。

また、責任者になると、新たに磨くポイントが一気に増えます。また、磨く度合いも基準が高まります。大変さはあるでしょうが、幸せに働く、幸せに生きるために重要なことばかりなので、焦らず一つずつ身につけていきましょう。